Drupal CMSを利用した企業マルチサイト構築
運用サイト数8サイト
複数ブランド・ドメインを一元管理
運用ページ数1.5万以上
クライアント様が運用・掲載
ライセンス費用0円
オープンソースCMSを採用
国内大手スポーツメーカーが運営する複数の企業・ブランドサイトを、Drupalによる共通基盤へ再構築した事例です。サイトを一つにまとめるのではなく、それぞれの目的や表現を保ちながら、運用とブランド品質を一元的に支えられる仕組みを整えました。
事業やブランドの成長に合わせてサイトが増える一方、CMSや制作ルールはサイトごとに分かれ、更新のたびにコストと確認作業が膨らむ状態でした。複数サイトを「増やし続けられる資産」に変えることが、プロジェクトの出発点でした。
プロジェクト概要
業種:国内大手スポーツメーカー
支援内容:Drupalマルチサイト基盤構築、多言語対応、デザインシステム設計、カスタムテーマ・モジュール開発、ECサイト連携
課題と背景
ご依頼いただいたお客様は、多様なブランドや商品、地域に向けて複数のWebサイトを運営していました。各サイトはそれぞれのタイミングで作られており、利用するCMSも運用方法も異なっていました。
商用CMSのライセンス費用はサイト数とともに増え、更新や保守の窓口も分散。似たページを作る場合でもサイトごとに設計・実装が必要で、公開までの時間と管理コストを押し上げていました。共通のデザインルールがないため、同じ企業グループでありながらブランド体験にばらつきも生まれていました。
さらに、ECサイトと企業・ブランドサイトの情報が分かれ、商品やコンテンツを横断的に活用できない状態でした。単なるCMS移行ではなく、今後サイトや言語が増えても効率と品質を両立できる共通プラットフォームが求められていました。
- 商用CMSのライセンス費用負担の増大
- サイトごとに異なるCMSの乱立と管理コストの高騰
- 共通デザインシステムの不在によるブランド体験のばらつき
- ECサイトと企業・ブランドサイト間の情報連携不足
EFGのアプローチ
Drupalで複数サイトを一元管理
エンタープライズ用途に対応するオープンソースCMSのDrupalを採用。マルチドメイン・多言語のコンテンツを一つの基盤で管理しながら、サイトごとに必要な権限や公開フローを持てる運用設計を行いました。
共通部品でブランド品質を標準化
見出し、カード、導線などの共通コンポーネントを整理し、再利用できるデザインシステムとして実装。各ブランドの個性を保ちつつ、制作物の品質と操作性を一定に保てるカスタムテーマを構築しました。
ECとの情報連携まで一体で設計
CMSだけを独立させず、ECサイトとの情報連携も含めてデータの流れを設計。コンテンツと商品情報をつなぎ、利用者が必要な情報から購入まで自然に進めるサイト体験を実現しました。
成果
8サイト・1.5万ページ以上を運用できる共通基盤が整い、CMSライセンス費用は0円になりました。サイト追加や改修のたびに仕組みを作り直す必要がなくなり、共通部品を活用しながら迅速に展開できる状態になっています。
- 8サイト:共通基盤上で運用するサイト数
- 1.5万以上:クライアント様が運用・掲載するページ数
- 0円:CMSライセンス費用
導入後に変わったこと
Web担当者は、サイトごとに異なる操作や制作会社との調整に追われることなく、共通の管理画面とルールでコンテンツを更新できるようになりました。複数部門が関わる大規模な運用でも、権限と役割を整理しながら安全に更新できます。
新しいブランドサイトや言語サイトを立ち上げる際も、既存のコンポーネントと運用設計を再利用できます。運用効率だけでなく、企業全体として一貫したブランド体験を継続的に育てられる基盤になりました。
継続的な支援
複数サイト基盤は、公開後も事業や運用組織の変化に合わせて育てる必要があります。新しい表現や外部サービス連携など、共通化すべき部分とサイト固有に残す部分を見極めながら拡張します。
EFGは現在も、Drupalのアップデート、機能追加、運用改善を継続的に支援しています。安定性を守りながら、次のサイト展開を速くする仕組みをお客様とともに整えています。